滲出性中耳炎の手術

滲出性中耳炎の治療方法を、手術療法も含めてご説明します。

滲出性中耳炎の治療方法

滲出性中耳炎の治療方法基本的には、滲出性中耳炎そのものの治療と耳管の働きを低下させている病気の治療が併行して行われます。
その双方を実現するために、まずは薬物療法や、鼻から耳への通気を良くする耳管通気療法などが行われ、耳管の働き改善や滲出液の排出が促されます。また、アデノイド肥大によって耳管が塞がれているようなケースでは、アデノイドを切除する手術などが必要になることもあります。
一方、そうした方法だけでは十分な効果が得られなかった場合には、鼓膜切開術や鼓膜チューブ留置術といった手術療法を用いて滲出液の排出を促し、ひいては難聴を改善します。

鼓膜切開術(外来手術)

鼓膜切開術鼓膜の一部を麻酔し、小さく切開して、そこから中耳内にたまっている滲出液を吸引・除去する方法です。それにより、ほとんどの場合、難聴が改善するとともに、鼓膜の切開部分も1週間程度で自然に塞がります。
しかし、耳管の働きが低下したままの場合には、切開部分が塞がった後に再び滲出液がたまり出すことも少なからずあります。

鼓膜チューブ留置術(外来・日帰り手術)

鼓膜切開術が頻回に必要な症例では、鼓膜の切開部分にシリコン製の小さなチューブをはめ込んで留め置く鼓膜チューブ留置術を行って、空気の通り道を確保するとともに滲出液の持続的な排出を促すこともあります。耳の状態や年齢などにもよりますが、このチューブを通常1年半程度留め置いたままとすることで、比較的高い割合にて滲出性中耳炎を治すことができます。

滲出性中耳炎の手術費用

下記手術療法には保険診療が適用されます。

鼓膜切開術(片耳) 約2,000円
鼓膜チューブ留置術(片耳) 約8,000円
TEL:0985-31-1133
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